平成22年10月11日〜29日まで名古屋で開催されている生物多様性条約締約国会議COP10/MOP5の視察をしてきましたので、その様子をご報告させていただきます。


名古屋国際会議場

本会議は見学できません

生物多様性の今後について各国の代表が話合う本会議は、名古屋国際会議場で行われています。ただし、関係者以外は、国際会議場には入場できないので、今回の目的は、COP10の開催と同時に行われる生物多様性に関するサイドイベントの視察ということになりました。


交流フェアの様子

おりがみプロジェクト

名古屋国際会議場に隣接する白鳥公園では、生物多様性交流フェアが行われており、行政や企業、NPOなど約200団体が展示ブースを設けています。ブースでは、参加団体の生物多様性への取り組みがポスターや映像、標本などで分かりやくすく紹介されていました。


巨大オオクワガタ 展示

農林水産省ブース

アセ協会員企業(アジア航測様)の展示

アセ協会員企業(地域環境計画様)の展示

会場では、COP10を盛り上げるために、色々なパフォーマンスが披露されていましたが、私が参加したのが10/22〜24とCOP10の中盤だったということもあってか、雰囲気は全体的に少々寂しい感じがしました。 (中日ドラゴンズの日本シリーズ出場をかけた試合に備え、名古屋市民は外出をひかえていたという説もあります。)


キリンと金鯱パフォーマンス

象のハリボテ

会場横を流れる堀川のヘドロ体験

世界中の子供達が傘に描かれニッコリ

イベントでは、展示ブースの他に、シンポジウムやトークショーなども行われており、企業による先進的な取り組みの発表や、有名人が生き物との思い出を語っていました。


環境省 外来種ワークショップ

モエヘネシー・ルイヴィトンの取り組み事例発表

特設ステージでのトークショー(準備中)

滋賀経済同友会による取り組み事例発表

感想
 COP10の開催をきっかけに、企業や団体が一同に介して、生物多様性に関する活動を市民に紹介したり、お互い刺激しあったりする機会があったことは、大変有意義なことだと思いました。しかし、今回参加した企業や団体、会場に訪れた市民は、国民全体の数から考えると、ごくわずかで、大多数の人にとっては、生き物関連の催し程度にしか受け止められていないのだろうと感じました。一方、生物多様性条約の本会議も、途上国と先進国で対立が続いており、10/26現在、合意できるかどうか雲行きが怪しいようです。
 このように生物多様性への取り組みは、万事順調とは言い難い状況です。しかしながら、だからこそ、東北環境アセスメント協会では、今後、生物多様性を主流化させるために、知恵を絞って、行動し続けなければならないのだと思いました。今回の視察は、このような事を改めて認識する良い機会となりました。

株式会社エコリス 水谷

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生物多様性条約締約国会議COP10視察